第一牧志公設市場

那覇市

国際通りをそぞろ歩きするのと同じく沖縄旅行初心者がまず何も考えずにやってくる場所の一つがこの「第一牧志公設市場」である。那覇中心部のアーケード街(マチグヮー)のど真ん中にあり、その歴史は戦後にガーブ川沿いに発生した闇市が起源となっている。昭和26(1951)年の開設後、昭和の時代には那覇市民の台所として栄えていた場所で、以前は第二牧志公設市場もあったが、大型スーパーの台頭による買い物客の減少を理由に2001年に閉鎖されてしまい、現在あるのは「第一」だけ。確かに今でも生鮮食品を買い求める地元民の姿もあるが、体感的には半数以上は観光客を相手にした店構えが特徴的。

イラブチャーだのグルクンだの、沖縄の珍しい魚類が陳列された魚屋で魚を買って、500円の調理料金を支払うとその場で調理され二階の食堂で食う事が出来る。もっぱら観光客相手のサービスに思えるが、実際沖縄の現地住民は肉中心なアメリカ式の食生活に慣れ親しんでいてあんまり魚を食べる習慣がない(沖縄県の魚介類消費量は全国最低)と後で気付いたのであった。刺身にしてもらうとわかるが、沖縄の魚って脂身の少ない白身魚ばかりで、どれも淡白な味であんまり地元民には好まれないんでしょうねぇ。

那覇市 牧志

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