東京湾観音

富津市

東京湾の入口、神奈川県三浦半島に向き合う千葉県房総半島、富津岬の南に建てられた巨大な白亜の観音像「東京湾観音」。伊豆諸島行きフェリーに乗ればその姿を海からも確認できる名所で、昭和36(1961)年に東京深川の材木商・宇佐美正衛氏が戦時中の東京大空襲による悲惨な被害を目の当たりにし、平和祈念と戦没者の供養を目的に当地に建立したもの。高さ56メートルの観音像が標高124メートルの大坪山山頂にそびえる形となっている。

500円の拝観料を窓口に払い、324段の螺旋階段を延々と登り、20階の頂上まで片道15分掛けて参拝すると道中には多数の胎内仏が祀られている他、観音像の両手などの開口部から直接外に出られ周囲の景色を眺める事もできる。遠目には東京や横浜の街並み、間近には横須賀や富津市街地、京葉工業地帯の工場群も眺められる。観音像に隣接する土産物屋「観音会館」も同様に昭和レトロ感そのまんまでノスタルジーな雰囲気に浸れる事請け合いだ。

富津市 佐貫町

富津市 佐貫町

富津市 佐貫町

富津市 佐貫町

富津市 佐貫町

富津市 佐貫町

富津市 佐貫町

タイトルとURLをコピーしました