那覇市

戦後における那覇市の映画館の系譜と聞いてアーニー・パイル国際劇場やら何やらを思い浮かべるのが通常だが、一方で那覇市の外れに存在する沖縄最古の映画館がまるで忘れ去られたように現役で営業している。首里大中...

沖縄取材中、若狭海浜公園に続いてまたしても電波的な主張を繰り広げるホームレスの小屋を発見した。場所はよりにもよって「漫湖」のほとり、那覇東バイパス「とよみ大橋」付近である。湖畔の一角を占拠するホームレ...

那覇市と豊見城市の境目にあるラムサール条約湿地「漫湖」…その名称は内地ではそのまんま言葉通りに特定のシンボルである事から、よくネタに扱われる事が多すぎてさすがに食傷気味である。そんな漫湖のほとりにある...

那覇市の奥武山公園の近くにやたらと派手派手しい看板を掲げている24時間営業の大衆食堂、その名も「最強食堂」…ネーミングの単刀直入ぶりにも笑えるが、何が最強なのか気になって仕方がないので入店してみた。食...

那覇市のゆいレール奥武山公園駅北西側にある「山下町」には「ペリー内科・小児科」「ペリー美容室」「ペリー保育園」、さらには「ペリーもち屋」まで、様々なペリーの付く屋号を持つ店舗や町医者がある。終戦後米軍...

沖縄において整然とした団地の風景はイメージしにくいものがあるが、あるにはあるらしい。那覇市の南西部、宇栄原四丁目に「宇栄原団地」というものがあり、昭和38～41（1963～66）年に建設された市営住宅...

那覇空港にも程近い那覇市南西部の小禄地区、宇栄原三丁目には「新町」（新辻町）と呼ばれる飲み屋街がひっそり残っている。今でこそ那覇の郊外にあるちょっとした盛り場のような印象でしかない場所だが、かつては真...

今ではすっかり新都心として整備された「おもろまち」地区にある、何の変哲も無い小高い丘。その上にはでかい貯水タンクと、ちょっとした展望台、DQNに荒らされて閉鎖された公衆トイレがある程度だ。ここはかつて...

日本国内では大東島でしか口にする事が出来ないという幻の魚「インガンダルマ」（バラムツ）…人体が吸収できないワックス成分が含まれている為に、食べ過ぎると自分の意思とは無関係に尻から脂を垂れ流す羽目になる...

那覇市泊ふ頭の近くにある「泊外人墓地」。沖縄もまた外国との交流によって繁栄してきた場所の一つで、横浜や神戸で見られるような外国人墓地が存在しているのだが、さほど広くもないながらも整然と白い十字架が立ち...

泊ふ頭フェリーターミナルの目の前にある那覇市前島三丁目界隈は、地味に安宿が立ち並ぶちょっとしたリトルカオサン状態になっている。一泊千円や二千円台の看板を出したゲストハウスや民宿がちょいちょい見られるの...

那覇市前島にある泊ふ頭フェリーターミナル「とまりん」。ここは沖縄本島と各離島とを結ぶ定期航路の発着地にあたり、座間味島・阿嘉島、渡嘉敷島、粟国島、久米島・渡名喜島、それから大東諸島の定期航路は全てここ...

波の上ビーチに程近い「若狭海浜公園」は那覇市内では漫湖公園と並んでホームレスを多く見かける公園の一つになっていて、2011年の訪問時、公園の一角を占拠して支離滅裂なメッセージをそこら中に書き殴ったキョ...

那覇市若狭、波の上ビーチ近くの一画には随分と場末化が激しいボロホテルが密集する区画があり、やはり旧辻遊郭に近いという土地柄だけの事はあるのか雰囲気もなかなか怪しくて素敵なのである。安宿街というよりは所...

那覇市若狭の波の上ビーチ近くにある、琉球王国時代からの「琉球八社」の一つに数えられる神社の一つ。沖縄自体に国家神道の神社は珍しい存在なので、一体どんな所だろうと思って来てみたら、赤い琉球瓦が映える朱塗...

那覇市辻と言えば何かと怪しい風呂屋が集まっている地域だというアレなイメージが強いが、実は古くからステーキハウスの店舗が集まる「ステーキ激戦区」としても有名な場所でもある。米軍統治下にあった沖縄ではステ...

物件情報 那覇市辻と言えば、沖縄県で唯一特殊浴場（ソープランド）の営業許可地域になっていて、さしずめ東京の吉原や川崎の堀之内のような歴史のある場所で、沖縄本島にもれっきとした「遊郭」というものがあっ...

那覇市久米にある中国庭園「福州園」。なぜここだけ中国なのか事前知識がないとワケワカメなのだが、どうやら那覇市と姉妹都市提携を結んでいる中国・福州市との記念事業で作られた公園という事らしい。建設資材や諸...

沖縄の海の玄関口、那覇港フェリーターミナルの真向かいにある異様なバラック群が目についた。終戦後から存在しているかのような粗末な家屋がそこだけ密集し、一般住居なのかスナック街なのか良く分からない。継ぎ接...

那覇港の近くの東町にある老舗の山羊料理屋。なかなか土着色の濃ゆい佇まいの店構え、中に入ると古い民家のような内装で、奥の座敷には30年以上前のサイン色紙がびっしり。その中には高円宮殿下御夫妻御来店記念と...