物件情報
昭和の高度経済成長期、小田急・京王永山駅の南側一帯をごっそり開発して作られた多摩ニュータウンの団地群、その中でも永山団地名店街に続く形でその東側に連なっている「諏訪名店街」を訪れた。
やはり永山団地同様、古びた団地に古びた商店街といった印象しか湧かず、相変わらず昔ながらの個人商店が立ち並びシャッター通りと化している他、廃業したスーパーマーケットが痛々しい姿を晒しているのを見かけた。隣の永山団地名店街まで歩けば食品スーパーくらいはあるのだが、その他の買い物をするには延々と坂を上り下りして駅前まで行く必要がありそうだ。
都心方面にはただでさえ長距離通勤が前提になっているエリアだけのこと、駅徒歩10分以上の物件でしかも老朽化団地というのは不人気極まりないのだろう。一つ手前の駅である若葉台やはるひ野付近がやたら開けてきて若々しさを放っているのとは随分対照的だ。