諏訪名店街

多摩市

物件情報

昭和の高度経済成長期、小田急・京王永山駅の南側一帯をごっそり開発して作られた多摩ニュータウンの団地群、その中でも永山団地名店街に続く形でその東側に連なっている「諏訪名店街」を訪れた。

やはり永山団地同様、古びた団地に古びた商店街といった印象しか湧かず、相変わらず昔ながらの個人商店が立ち並びシャッター通りと化している他、廃業したスーパーマーケットが痛々しい姿を晒しているのを見かけた。隣の永山団地名店街まで歩けば食品スーパーくらいはあるのだが、その他の買い物をするには延々と坂を上り下りして駅前まで行く必要がありそうだ。

都心方面にはただでさえ長距離通勤が前提になっているエリアだけのこと、駅徒歩10分以上の物件でしかも老朽化団地というのは不人気極まりないのだろう。一つ手前の駅である若葉台やはるひ野付近がやたら開けてきて若々しさを放っているのとは随分対照的だ。

物件写真

永山団地名店街と連続している商店街です
しかしのっけから潰れたスーパーが悲惨な姿を晒している
広々とした開放的な商店街だが通行人はまばら
廃業した酒屋の前は雑草が伸び切っている
いつの時代の自動販売機だよ…
諏訪名店街で買える食品はパンか大福餅くらいだな…
おばあちゃん帽子や謎のガラクタを売る露天商もいる
噴水も止まったまま。遊ぶ子供の姿もない
諏訪団地の高層棟

都市部の団地も“限界集落”化

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