千川のバタヤ部落

豊島区

物件情報

地下鉄有楽町線・副都心線千川駅近くの要町通り「要町三丁目」交差点付近に戦後の一時期、土地を不法占拠して出来た在日コリアンを主としたバタヤ稼業を営む人々の所謂「バタヤ部落」が存在していた。多い時には約2600坪の土地に2000人もの人々がバラックの掘っ立て小屋が密集していたスラムに居住し、大八車を引きずってほうぼうに出ては紙くずや鉄くずなどを集めて日銭を稼いで暮らしていたとされる。東京五輪や高度経済成長期を経てバタヤ部落は規模を縮小しながらやがて消滅した。

現在その跡地はライフ千川駅前店やライオンズマンション千川駅前といった建物があり、かつての貧しい時代の名残りは何も無い。ちなみに往時のバタヤ部落の写真やその生活ぶりは麻布十番の在日韓人歴史資料館に展示されている。

物件写真

千川駅前の要町通りです
ライフ千川駅前店があるあたりがかつてのバタヤ部落
千川駅前は雑然とした下町風情漂う一角もある
麻布十番、韓国民団中央会館に展示されている千川バタヤ部落

バタヤ部落って何だ?

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