衣笠開キ町の砂防ダム集落

京都市

京都市北区衣笠開キ町、佛教大学の裏手の住宅街に、なんと砂防ダムの中に作られた集落が残されている。紙屋川両岸の砂防ダム内の用地を不法占拠して作られた家屋や農地があり、昭和28(1953)年から存在していたとされる。集落に入る道は限られており、民家の隙間の未舗装の路地を入らなければ辿りつけない。2012年7月に豪雨災害で紙屋川が氾濫し、砂防ダム集落の大部分の家屋が床上浸水する被害を受けた事で京都府による立ち退き勧告が検討されているが未だに人が住み続けている事には変わりがない。災害直後に砂防ダム集落の様子を見に行ったが、床上まで泥だらけで酷い有り様だった。なお、住人の大半が在日コリアンとされている。

京都市 衣笠

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