JR京浜東北線東神奈川駅、東急東横線反町駅の間にあり横浜市神奈川区役所に隣接する「反町公園」。かつて東海道の宿場町だった旧神奈川宿の時代から県名発祥の地神奈川区民の憩いの場として存在し、平日は地元のご老人が寛ぎ、休日には子連れファミリーも集まる場所なのだが、そんな公園内にある公衆便所が不純な目的で集まる一部の男の溜まり場と化しているというので見に行った。
その時に男子トイレの個室内を見た時の画像が下記のものである。個室の壁や扉、仕切りの一面を埋め尽くす夥しい落書きの数々に呆然とするしかない。そこには歪んだ欲望を剥き出しにする男どもの、とてもこの場では表現する事ができない強烈な描写や文言が並ぶ。
昭和初期には青木町遊郭が存在する元色街だったが空襲で遊郭が焼失、その後占領軍による接収を受けるも昭和24(1949)年には日本貿易博覧会の会場として使われたり、その後も横浜市役所庁舎が一時的に置かれたりもしていた場所でもある。昭和38(1963)年には現在の反町公園が開設され、隣接する神奈川スケートリンクと共に現在に至る。開園当初は釣り堀やコースター、ゴーカート場まであるちょっとした遊園地にもなっていたそうな。