川越・一番街商店街

川越市

埼玉県屈指の超有名観光地として不動の地位にある小江戸・川越市の「一番街商店街」。俗に言う「蔵造りの町並み」とはこの商店街に沿った街並みを意味しており、今もなお江戸時代に建てられた重厚な蔵造りの家並みが連なる風景が全国から観光客を呼び寄せているものの、何の因果か、近年増加中の外国人観光客には「川越は東京の近くとしか思われておらず、埼玉県の存在自体を知らず、端から埼玉に来たという認識がない」トホホな事態も招いているらしい。

沢山の観光客がイカニモ観光を楽しむ場所となっている一番街商店街だが、DEEP案内編集部が特にオススメしたいのが11月中旬にこの商店街で行われるイベント「川越唐人揃い」である。一番街商店街を何故か朝鮮通信使の衣裳に身を包んだ人々がパレードをするというコリアンチックな祭りとなっていて、イベントのポスターには「多文化共生」「朝鮮通信使を世界遺産に」などと謳われており、後援団体には「在日本朝鮮人総聯合会埼玉県本部」「在日本大韓民国民団埼玉県地方本部」等錚々たる面々が連なるガチっぷり。

そんなパレードを眺めながら食べたいのは同じく一番街商店街に店を構える「エース大松」の東松山やきとり。戦後に東松山の在日コリアンが考案したコチュジャンベースの味噌だれをたっぷり塗りたくったピリ辛のやきとり(鶏肉ではなく豚のカシラ肉です)が地元川越の地ビール「コエドビール」とよく合う。高麗神社もあるくらい、埼玉と朝鮮半島の関係は深いのですね。

川越市 本川越

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