宝海楼

大阪市天王寺区

鶴橋駅前、焼肉ストリートなんぞを抜けて千日前通沿いに出ると、そこにかつて一軒の中華料理屋があった。名前は「宝海楼」。この店の従業員だった原敕晁(はらただあき)さんは昭和55(1980)年6月に宮崎県青島海岸に於いて北朝鮮工作員・辛光洙によって拉致された。宝海楼の店主が朝鮮総連大阪商工会理事長をしていた李三俊で、原さん拉致の実行に関わっていたとされる。しかも日朝首脳会談で北朝鮮側が拉致事件を認め問題が公になった2002年9月以降も店を営業し続けていた為に2ちゃんねらーが突撃して店を晒す事態にまでなった。2006年5月時点で宝海楼は「都合に依り休ませて頂きます」の張り紙を残し閉店。そのまま建物ごと売りに出されて、現在は薬局に変わっている。そして北朝鮮の前最高指導者だった金正日の第二夫人と言われた高英姫もこの鶴橋で生まれている。鶴橋と北朝鮮はしっかりと繋がっているのだ。

天王寺区 下味原町

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