終戦後の那覇市街地で最も早く接収が解かれた壺屋界隈に出来た那覇最初の社交街とも言われる「神里原」。近年は道路整備や再開発の影響でかなり解体が進んでいるが、まだ一部には戦後の時代を感じさせる古ぼけたトタン葺きの飲食街の建物がそこかしこに残され、夜になるとひからびたミイラのようなババアが店先にちょこんと座り遊客を待ち構えている。実は沖縄でも絶滅危惧種になっている所謂「赤線地帯」的な場所で、栄町、十貫瀬と並ぶ那覇の三大悪所の一つとして名を馳せていた。そのうち消えるのも時間の問題な気もしますけどね…
神里原社交街
![](https://i0.wp.com/estate.deepannai.info/wp-content/uploads/2015/01/f3b2cbdbda2d47715a2ca72d1aba3f12.jpg?fit=600%2C400&ssl=1)