農連市場

那覇市

那覇市中心部のマチグヮーから南に外れた開南通りを越えた先のガーブ川沿いにある、那覇市内でも屈指のオンボロ市場。昭和28(1953)年に開かれて以来その佇まいを今に残していて、沖縄本島各地から農家が直接品物を売りに来る。価格は値札が付いておらず売手と買手双方が決める昔ながらの「相対売り」。「沖縄一朝が早い市場」と言う通り、朝は早ければ2時とか3時には既に売り子が商売の支度を始めていて、5時とか6時あたりが最も買い物客で賑わう時間帯という。周囲には市場関係者向けに早朝から開いている食堂も多い。

昭和の時代から「那覇の台所」として繁盛してきたが、近年は衰退傾向にあり老朽化による再開発計画で市場は順次解体される予定になっている。ガーブ川沿いのバラックな風情は日本国内のそれとは思えない。まるで東南アジアの発展途上国そのもの。まだ見た事がないというお方、早めに見納めに来ましょう。

那覇市 牧志

那覇市 牧志

那覇市 牧志

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