辰巳団地

江東区

江東区の埋立地「辰巳」に存在する広大な敷地を誇る都営団地群。戦後の高度経済成長期に膨れ上がる東京の貧困層の受け入れ先として昭和40年代に造成された約3000世帯もの団地「都営辰巳一丁目アパート」が現在も辰巳一丁目に広がっている。住民の高齢化が激しく、団地は巨大な老人ホームと化しており道行く人々も杖をついたり手押し車を押して歩く白髪の老人ばかり。しかし運河を挟んだ向かいの東雲には巨大なタワーマンションが乱立し、富裕層の新住民が集まるようになり、ここも豊洲と枝川一丁目のような貧富の差を感じられる場所となった。

団地の中央には「たつみ商店街」があり、昭和な佇まいを留めた古い個人商店が連なり地域の生活を支えている。一部には中国人住民も住み始めており中国物産店が一軒混じっている。ゆくゆくは芝園団地のようにチャイナ団地化する可能性もある。

江東区 辰巳

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