駒沢給水所配水塔

世田谷区

桜新町駅の北東にある東京都水道局駒沢給水所の敷地内に建つ双子の配水塔。まるで西洋の王冠のようなモダンなデザインに、二つの配水塔を繋ぐ鉄橋がまた一味いい雰囲気を添えている。この配水塔は大正13(1924)年に建造されたもので、多摩川の水を渋谷方面に送る為のものだ。廃墟と勘違いされている向きもあるが、そんな訳ではないので注意。

水道局の敷地内にあるため普段は厳重に立ち入りが禁止されていて外側から見る事しか出来ないが、毎年10月1日の「都民の日」には地元のコマQこと「駒沢給水塔風景資産保存会」の主催で水道局の許可を得た上で見学会が行われている。事前予約制なので要注意。