八戸市小中野の遊郭跡にも陸奥湊の朝市からも程近い場所にある「旧旭商会」の建物も非常にレトロで印象深い。元々は八戸商業銀行小中野支店として大正6(1917)年に建てられたもので大正時代ならではの和洋折衷レトロモダンな外観の建物は昭和初期に銀行が廃止された後にカフェ「ハトバ」になり、戦後には旭商会の事務所、1989年からは大衆食堂「ひまわり食堂」に使われてきた。2003年には国指定有形文化財となるが、老朽化も激しく、所有者がこれ以上維持管理費を捻出できないとの事で2014年3月に取り壊しが決まった。