東陽一丁目・若竹荘

江東区

江東区東陽一丁目にかつてあった洲崎遊郭と、戦後の一時期に勃興した赤線地帯「洲崎パラダイス」。その土地の因縁が根付く東陽一丁目の南側、南開橋のたもとにあたる住宅地は随分と煤けたボロアパートやトタン張りの平屋、虫食い状に残された塩漬け都有地が見られる、都市の隙間のような場所だ。そんな場所に凛として建つ、昭和の下宿然としたアパート「若竹荘」が孤高の佇まいでなかなか乙である。奇しくも売防法施行の前年、昭和32(1957)年築、2棟からなる若竹荘には現在も住民がおり、入居者募集中。四畳半のワンルームのみ、たったの家賃2万7千円で都心暮らしが実現できる。初めての上京先にどうですか?

江東区 東陽町

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