札幌市西区二十四軒にある菓子製造メーカー「坂栄養食品株式会社」の本社の一角に設けられた私設のレトログッズコレクション館「レトロスペース坂会館」。都築響一氏の著書や珍スポット愛好家界隈に度々取り上げられており、札幌の珍スポ観光では鉄板コースになっているらしく例に漏れず我々も訪れた訳ですが、元々は工場に併設された本社ビルの一階部分がレストランに使われていたものが、レストラン廃業後に社長の趣味であるレトログッズを置いて一般にも無料開放している太っ腹な施設である。
置かれている品々は昭和の時代に庶民に愛用されていた日用生活品から謎の置物類まで室内所狭しとなっているが、一方でとても良い子のみんなには見せられないアレな18禁グッズや紐で様々な縛られ方をされ痴態を見せる怪しい○カちゃん人形コレクションが目を引く。これはお子様連れには難しいですね。でも売店も併設されていて割安価格の「割ビスケット」なんかも売られている。主力商品は「しおA字フライ」。道民の間ではお馴染みらしいです。
なお、2016年4月の時点で同会館は老朽化を理由に閉鎖される旨が報じられており、愛好家一同が存続の為の活動をしているとか何とか。お目当てなら早めにどうぞ。
