湯原観光劇場

真庭市

岡山県北部の真庭市に属する湯原温泉は県内屈指の温泉郷として有名な場所でもあるが、湯原ダムの真下に広がる開放的な無料露天風呂「砂湯」が特に知られていて、昭和の時代から歓楽目当てのお父さん達が集まる温泉街としての性質が強かった故に、栃木の那須塩原温泉同様に「ワニ」と呼ばれる悪趣味な方々がやってくる悪評でも知られる場所。

湯原温泉の温泉街から少し外れた場所にある「湯原観光劇場」の存在が、かつてのこの温泉街の業の深さを示すかのように哀れな廃墟と化してその姿を晒している。廃業してからかなりの年月が経っているが、2015年12月現在も解体されていない。

劇場の建物自体が崖の上の斜面に建っている特殊な構造をしているので、入口に続く階段のみが唯一のアプローチとなっているが、廃墟化した後も出入り可能な状態のまま放置されているので、有名廃墟スポットとして不法侵入が後を絶たず、実情としては侵入しなければ撮影不能な劇場の内部写真がネット上で色々出回っている通りである。

真庭市 湯原温泉

真庭市 湯原温泉

真庭市 湯原温泉

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