福島県の県庁所在地福島市の郊外にあり、東北屈指の大温泉場としても知られる飯坂温泉にやってきた。摺上川沿いに立ち並ぶ昭和のレジャーの王道を成した古びた大型ホテル群が圧巻。しかしその多くは廃業しているか、時代の流れに取り残されたように細々とやっているだけで、お父さんお楽しみのソッチ方面はことごとく寂れてしまっている。鬼怒川温泉などと同じように廃墟化していく運命にあるのか。しかし一方では観光客向きな日帰り温泉施設の整備も進んでいる。東日本大震災後の客足の落ち込みが気に掛かったが、我々が来た時は観光客も多く、そこそこ流行ってました。ラジウム温泉玉子が名物で、そこらへんの個人商店で沢山売ってます。
ちなみにあちらの劇場も「飯坂演芸場」というのが最後まで営業していたようだが、廃業してしまい現在は「居々酒や」という居酒屋になっていた。飯坂演芸場の提灯だけが残されている。
