北海道の端っこ、稚内や根室はまかりなりにもそれなりに大きな街だが、一方で知床半島の先っちょの羅臼町にやってくるとあまりの田舎具合に最果て感が半端ない。人よりもエゾシカやヒグマの方が多いような秘境の町。知床横断道路は年の半分が雪で閉鎖され陸の孤島となる羅臼町にありそうな娯楽と言えばタダで入れる天然温泉かせいぜいパチンコ店「羅臼遊技場」らしい。街中にある派手なパチンコ屋を想像して来ると大間違いである。場末も場末、時代遅れの温泉場のゲームコーナーのような店構えと、店内にはちょろっとパチンコ台が並んでいる程度で、レトロ感すら感じさせてくれる素敵なお店。客は殆どおらず、爺さんが一人だけ打ってました。今後も元気で美味しい昆布取って下さい。
羅臼遊技場
![](https://i0.wp.com/estate.deepannai.info/wp-content/uploads/2014/02/c7df7f3617a6fe95efb0d16cd66f1fb1.jpg?fit=600%2C400&ssl=1)