金津園赤線跡

岐阜市

JR岐阜駅、岐阜県の県庁所在地の玄関口とも言えるこの駅の南側一帯に、戦後に生まれた赤線跡を由来とする大規模な特殊地域が広がっており、岐阜の裏名物として現在もその存在感を示しているが、元々は明治時代に開かれた西柳ヶ瀬にあった「金津遊郭」が元となっている。金津遊郭は戦時中に岐阜市郊外の手力に移され、戦後になってから岐阜駅前の紡績工場跡地だった現地へ再移転、赤線「金津園」として開かれたものが現在に続いている。ちょっと一般ピープルには立ち入りづらい雰囲気の特殊なお風呂屋さんの店舗の区画が全く同一の広さ(63坪)なのもその当時に決められたもので、東京の吉原なんかと似た風情がある。赤線時代の建物が一部民家や喫茶店などに残されている。

岐阜市 岐阜

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