旅館志ほ原

台東区

山手線屈指の怪しさを誇る駅前風景で有名な鶯谷駅北口から線路沿いに歩いて行き言問通りの跨線橋を潜った先にまるで廃墟のような佇まいの連れ込み旅館の建物が残っている。「志ほ原」という屋号の旅館で、看板の文字が既に読めないのだが「しおばら」と読むらしい。老舗の万上旅館をも凌ぐ勢いのボロさである。旅館の看板には「お休息 一〇〇〇円より お宿泊 二〇〇〇円より テレビ付」等と書かれており時代を忍ばせる。どう見ても現役ではなさそうだが、看板を下ろす様子がない所を見ると気になってしょうがない。

追記:2015年6月頃解体されました。

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