横浜駅西口一帯はDQN濃度の濃ゆい繁華街でさながら「関東の道頓堀」と呼べるような場所だが、そんな繁華街の中央を流れる幸川沿いに並ぶ不法占拠屋台は長らく横浜西口の顔として有名。昭和30年代に川沿いの土地が不法占拠されおでんの屋台が立ち並ぶようになり、行政による屋台撤去についての警告看板まで張り出されて居ながら日付は昭和63年のままという状態。
近年は時代の流れに取り残されたようになり店主の高齢化などで店を閉める屋台が増えている。既に現存する商店主が横浜市に対し2016年1月までに全面廃業する旨の誓約書を提出しており、期限後の2016年3月に全ての屋台が撤去され、横浜西口名物だった不法占拠屋台街は60年の歴史に生涯を閉じた。
なお、警告看板の文面には長らく川の名称が「新田間川」と記されていたが、正しくは「幸川」。内海橋を境に川の名称が変わる事に行政側が気づいておらず、間違いが長らく放置されていた。