ご存知東京都の顔であり、西新宿副都心の摩天楼の中心に建つ都政の中心地。バブル末期の1990年に建築家丹下健三氏のデザインにより高さ243メートル、地上48階の超巨大庁舎が出来上がった。都庁第一本庁舎45階に位置する展望台は「都市景観を市民に開放するため」として無料で見学ができるようになっており、なぜか中国人や韓国人ばかり、外国人観光客の姿が絶えない。なお、南側には34階建ての都庁第二庁舎ビルもある。第一本庁舎、第二庁舎を併せると建設費に総額1600億円も掛けたという凄まじい建築物だが、その足元を見ると都市の闇を見せつけられるかのごとく数多くのホームレスが小屋を掛けて寝泊まりしている姿が見られる。みなさんこれが東京です。ゆっくり見ていって下さいね。
