鈴ヶ森刑場跡

品川区

立会川駅から旧東海道を南下すると、国道15号第一京浜に合流するY字路の中央に置かれている、江戸三大刑場の一つ。東京都史跡。元々は芝高輪にあった刑場がこちらに移され、明治時代初期まで実際に処刑が行われていた場所だ。中でも凄いのが、処刑に使われた「磔台」と「火炙台」がそのまま残されているところ。八百屋お七をはじめとして、この場所で惨たらしい処刑が繰り広げられていた。さらには罪人を磔にしていた鉄柱を挿す穴を見る事ができる。黒ずんだ石の台座には幾多もの刑死者の脂や怨念がこびりついていることであろう。

品川区 立会川

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