難波・千日前通の一等地。現在はビックカメラなんば店があり、それ以前はプランタンなんばという商業ビルが建っていた場所にかつてあった「千日デパート」。ここで昭和47(1972)年5月13日夜10時頃に起きた火災で死者118人、負傷者78人という大惨事が起きた事はよく知られている。デパートとは言うが実質雑居ビル状態でフロア毎に入っていた店が違っていて、火元の三階には改装中のニチイの衣料品売り場があり、そこから挙がった炎と大量の煙が7階にある大入り状態のキャバレーに流れ込んで、結果犠牲者は全て7階の客だったとか。江戸時代の千日前に処刑場があった事なども合わせて今でもオカルト話の定番になりますね。
千日デパート跡
2014.03.08