小塚原刑場跡

荒川区

地下鉄南千住駅南口を降りた目の前に、かつて江戸三大刑場だった小塚原刑場の跡地である「延命寺」がある。そこにはひときわ大きなお地蔵様が鎮座しているが「首切り地蔵」というなんとも物々しい名前である。

安政の大獄で処刑されたかの吉田松陰もこの地に埋葬されており、明治初期に廃止されるまでにおよそ20万人の罪人が刑を執行されたと境内の掲示板には書かれている。延命寺から常磐線の線路を跨いだ北側に「南千住回向院」があり、吉田松陰の墓、戦後事件簿で有名な吉展ちゃん事件の地蔵尊、解体新書を翻訳した杉田玄白らが刑死者の腑分けに立ち会った事に因んだ「観臓記念碑」などがある。

荒川区 南千住

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