西武新宿線の始発電車が発着する駅でもある「新所沢」。駅周辺はなかなか商店街が発展していてパルコまであるような街なのだが些か古臭さを感じるのは気のせいだろうか。そんな新所沢駅東口に「パティオ通り」という商店街があり、駅前ロータリーの正面に伸びる「メインストリート」、南側の「パイン通り」と並んで3つの駅前商店街を構成している。パティオ通りの入口のアーチ看板には所沢プロペ通りを意識してか飛行機をモチーフにしたしょぼいキャラクターが掲げられていて脱力する事請け合い。昔栄えていたんだろうけど今はちょっと…的なやれた佇まいも感じられるが、昭和ムード満点な居酒屋や食い物屋もちらほらとある。
しかしこのパティオ通りには埼玉が世界に誇る大衆中華チェーン「ぎょうざの満洲」の本店がある。現在は坂戸市に本社、鶴ヶ島市に工場を置いているが、創業の地はここ新所沢である。本店ビルと隣接する本店別館では貸しギャラリーやパーティールームもあって、地元民による宴会や結婚式の二次会などに重宝されているようだ。
