神栖方面から東関東自動車道の終点である潮来インターに通ずる県道50号線を走るとその車窓から突然巨大なアレの石像が見えて呆然としてしまったのだが、ここは鹿嶋市に本社を置く地元の石材メーカー「笹本石材」の潮来展示場として使われている土地である。
展示場とは言うものの原っぱに変な石像や石灯籠などが並べて置かれているだけの空間になっているのだが、それにしてもご立派なアレですこと。あまつさえ台座の部分はアレに対応したナニ型の窪みが付いていて、ナニをふざけておるのだ、この石材屋は！と、何とも憤懣ならぬ珍萬遣る方ない光景なのであるが、神栖から高速バスに乗って東京に行く人達は毎回ロードサイドのこのオマヌケな石材置き場を眺めては地元に憂鬱な感情を抱いているのかも知れない。
