関本娯楽場

北茨城市

JR常磐線大津港駅から内陸部に向かう県道27号をかつての常磐炭鉱で栄えた「神の山住宅」方面に進むと、その道中の左手に凄まじい年代物のパチンコ屋の建物がボロッボロの廃墟となりながらも辛うじてその姿を留めているのが見えた。その崩落具合といい「パチンコ」の看板のフォントといい、おまけに玄関横の蛍光灯カバーに記されたパチンコ玉のイラストと「コンチパ」と書かれた右から左に読む文字も古さを感じる。この佇まいは明らかに昭和30年代のそれ。うっすらと「関本娯楽場」という屋号が見えたのだが、果たして何年前まで営業していたのだろうか。

隣り合っていた「大衆食堂二楽」も同年代くらいに思えるがこちらも負けず劣らずの廃れっぷり。我々がこれらの建物を目にしたのは震災翌年の2012年2月だったが、奇しくもこの直後に建物は全て解体され更地になってしまった。昔の航空写真を参考にすると、この近くに炭鉱住宅と思しき建物が住数棟並んでいた一画が見られ、現在は一軒家ばかりとなっているが、県道沿いに小さな個人商店が何軒か営業している。

北茨城市 大津港

北茨城市 大津港

北茨城市 大津港

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