日本国内からどんどんカーフェリーの定期航路が廃止されていく昨今、船旅はもはや昭和の思い出のような勢いだが、大阪南港にあるフェリーターミナルは現在でも四国・九州・沖縄方面へのカーフェリーがあり、同時に8隻が乗り入れ可能で発着船舶数は日本一を誇る。しかし実際来てみるとやはり古臭くなった印象が拭えず、建物の行き先の地名が書かれた看板も「東予」と「新門司」以外まるっきり外されている。
またこのフェリーターミナルは2年7ヶ月間の逃亡生活を送った市橋被告が警察に確保された場所だ。神戸及び大阪南港から奄美諸島と沖縄を行き来するマルエーフェリーで何度も大阪と沖縄を往復しては西成のドヤ街なんかで仕事を探し資金を貯めていたというが、よくそこまでやるよな…
