直島・草間彌生の南瓜

香川郡

「アートの島」として国内外にその存在が知れ渡り観光客が多数訪れる香川県の直島にふとしたきっかけで足を運ぶ事となった。とは言え半日ばかり島でレンタサイクルを借りて一周するだけで、美術館関係は殆どすっ飛ばすというひねくれた観光に終始したのだが、この島を目当てにやってくる観光客はベネッセハウスに泊まりがけで美術館巡りをしているセレブなご趣味をお持ちのグループばかりだ。地中美術館など入場料は2千円もするがアートのためなら金に糸目をつけないセレブ観光客で大入り状態。世の中様々な価値観があるものだと感じさせられる。

最もこの島を象徴する風景が島の南側にある琴反地海水浴場近くの岸壁に鎮座する草間彌生作品「南瓜」(黄色バージョン)。観光客の定番撮影スポットになっていて、案の定観光客が記念撮影の順番待ちをしているのだが、聞こえてくる言葉は「ハナ~トゥル~セッ!」などと韓国語オンリー。韓国に実効支配されている島根県の竹島に間違えて上陸してしまったのかと勘違いする程のテンションである。

島内のあちこちで韓国人団体を目にしたのだが、たまたまなのか否かはさておき、殊の外、直島は韓国人にウケが良いらしい。そう言えば韓国でもオワコン状態のスラム地帯(タルトンネと呼ばれる)をアート村に作り変える動きが活発化しているのだが、最近の韓国人の意識高い系な方々はこういうの好きなんでしょうかね。

香川郡 直島町

香川郡 直島町

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