野毛町

横浜市中区

桜木町駅から海側に出ると横浜を代表するトレンディスポットでリア充の巣窟「みなとみらい」で、陸側に出ると陰気臭さ漂う「野毛ちかみち」を抜けた先に横浜土着民の胃袋を一手に支える野毛の飲食店街が広がっている。この場所がヨコハマの表と裏の境界線になっている事は明らかで、さらには戦後の横浜市街地で、至る所の土地が米軍の接収を受けてしまい市民生活が制約を受けていた中で、この野毛界隈だけが横浜の庶民に開放されていた盛り場でもあった。

終戦直後の野毛は横浜最大規模の闇市が広がり、そこにクジラ肉を使った煮込みやクジラカツを売りとする屋台が立ち並ぶ「くじら横丁」が存在していた。近年はそれに倣ってくじら料理を出す居酒屋が約30店舗あり、「野毛くじら横丁」の名称で飲食街で広く実施されている。また日ノ出町界隈と地続きで横浜屈指のゲイタウンとしても知られており、野毛には会員制のゲイバーが数多く存在している。

また昭和61(1986)年からの恒例イベントとなっている「野毛大道芸」も地域の名物としてすっかり定着している。ド派手なパフォーマンスで人気の「金粉ショー」のグループの前には怪しいカメラオヤジが殺到する珍風景も拝める。

横浜市 桜木町

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