伊勢佐木町商店街

横浜市中区

横浜の中心も中心、関内駅から南西方向に伸びる「イセザキモール」及び「伊勢佐木町商店街」は昔も今も横浜を代表するメインストリートである。明治時代から既に商店街となっていた故に老舗店も非常に多く、昭和の高度経済成長期には青江三奈が唄う「伊勢佐木町ブルース」が大ヒットして街の知名度向上に貢献している。

なお「イセザキモール」は伊勢佐木町1・2丁目、「伊勢佐木町商店街」は伊勢佐木町3~7丁目に属する別の商店街となっている。関内駅に近い側のイセザキモールにはかつて横浜松坂屋(旧野澤屋)があり、横浜が生んだストリートミュージシャン「ゆず」が無名時代に街頭ライブを行っていた場所で有名だが、明治時代から続く老舗百貨店も横浜駅周辺に人の流れが移ってからは客足も減り、2008年10月に百貨店144年の歴史に幕を閉じている。

で、今のイセザキモール・伊勢佐木町商店街は衰退傾向にある中、周囲の福富町や末吉町、曙町といった風紀の悪いエリアに囲まれている事もあって、徐々に中国人や東南アジア系の外国人が経営する店舗に取って代わられ、横浜の表の顔としての姿も鳴りを潜め、雰囲気も変わりつつある。

伊勢佐木町4丁目には青江三奈の「伊勢佐木町ブルース歌碑」が置かれていて、その後には当時の青江三奈が描かれた乙な手描き看板もあったが、いかんせんネタが古くウケが悪いのか、代替わりして現在は「ゆず」の二人が描かれている。

横浜市 伊勢佐木長者町

横浜市 伊勢佐木長者町

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