首都高3号渋谷線・中央環状線を結ぶ大橋ジャンクションが2010年3月に部分供用、さらに2015年3月の山手トンネル全通に伴い全面供用され、高架を走る首都高渋谷線と地下深くの山手トンネルを走る中央環状線とを繋ぐループ構造の連絡路を中心に2棟のタワーマンションと公園が再開発地区「オーパス目黒大橋」として併せて整備され、ループ部分の真上に建設された極めて特異な構造の公園を見たさにわざわざ訪れた。
その名も「目黒天空庭園」。2013年3月にオープン。何とも上質な暮らしが大好きな東急沿線らしいキラキラ感漂うネーミングだが、総延長400メートルの広大な公園として整備され、目の前のタワーマンションや近隣住民の憩いの場となっている。なおかつ公園の上部には最近流行りのビオトープだの、かつての目黒川沿いにあった原風景を再現したという「おおはし里の杜」も整備され、サスティナブルな社会を志向する意識高い目黒区の住民も「天空の城ラピュタみたい」と大満足の模様。なんでもジブリに例えんのな…