鹿島セントラルホテル

神栖市

東関東の最果てに位置する巨大工業地帯を抱える都市「茨城県神栖市」は鉄道駅が市内に全く存在せず、東京からの足となるのは専ら東京駅八重洲口から出ている高速バスで、それも10~20分の高頻度で発着している。東京駅から東関東道経由で片道1時間半掛けて辿り着くのが、鹿島臨海工業地帯を代表する巨大ホテル「鹿島セントラルホテル」の前である。

昭和30年代に整備された人工港「鹿島港」を中心とした重工業地帯の発展に合わせ昭和47(1972)年に本館が竣工、その後2000年に街のランドマークとなる高さ78.2メートル、16階建ての新館が建設され、茨城県鹿行地域で唯一最大級のホテルとして営業を続けており、神栖市の中心市街地もこのホテルがある大野原、神栖一帯がそれにあたる。

このホテル内には地元神栖市や茨城県全域の土産物屋を販売する専門店や三越鹿島店の他、各地に向かう高速バス乗り場も併設されていてホテル利用者以外の客利用も多い。隣接する付属の天然温泉「美人の湯」も神栖市民のオアシスである。駅がない街、神栖でまさしく駅の代わりの役割を果たしている施設だ。

神栖市 神栖

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