グリーンプラザたかつき

高槻市

JR京都線の新快速電車停車駅、大阪と京都の中間に位置するJR高槻駅前、とりわけ南口には広大なペデストリアンデッキが設けられ、高槻という場所柄いつもその上でサヨ系団体がビラ配りしている姿が見られるが、郊外都市としての表の顔を見せている。

この松坂屋も含めて駅南口一帯の再開発ビルは「グリーンプラザたかつき」という名称が付けられており、松坂屋高槻店はこのうち2号館という扱いになっているが、残りの1号館と3号館はちょっとくたびれた佇まい。1号館は昭和54(1979)年築というので結構な年代物だ。ビルの管理は高槻市の第三セクター「高槻都市開発」。

特に1号館にはのっけから駅前パチンコ屋が入居するグダグダっぷりで、3階にジュンク堂書店が入居しているのがせめてもの救いである。さらに3号館の地下1階には「味の地下街さんぷら」と称した飲食街があり、ここも一見さんにはちと入りづらい佇まいの居酒屋やスナックがちらほら。あと結構シャッター下ろしたままの空きテナントも多いですね。

2009年、1号館のフロアの8割を所有する不動産会社が共益費を滞納した事からビルの維持費を三セク会社が建て替え、相手方を提訴するなどしていたが債務超過に陥っており「三セクピンチ」と報じられる始末に。関西屈指の衛星都市の駅前一等地であるにも関わらず、想像以上にピンチな物件でした。

高槻市 高槻

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