日本最大級のホームレス生息地と言われる、東京都と神奈川県の境目を流れる多摩川。その最下流に架かる大師橋のたもとに、多摩川最下流のホームレス村が存在する。特に橋の下には多数のテントが掛けられ、定住している人の姿があり、六郷橋に次ぐ規模のコミュニティが形成されている模様。さらに河原の近くに出るとかなり本格的に「家財道具」が並べられた「邸宅」があり、流れ着いてきたと思われる木材や家具などを組み合わせて至上のプライベート空間を築き上げている。究極のフリーダムな暮らしがここにあった。
河原にはどこかで拾ってきた銀杏の実を一心不乱に洗っているおじさんが居たので話しかけたが、「洗うと綺麗になるじゃん」と若干キレ気味に返された。河川敷のおじさん達と友達になるのも結構大変なようです…