東京都北区の中でも指折りの鉄道不毛地帯、隅田川の湾曲部に囲まれ半島状態に突き出た豊島五丁目に築かれた超マンモス団地「豊島五丁目団地」は昭和40年代に移転した工場跡に整備されたもの。全12棟の殆どが大規模高層棟で、現在も1万人近くの住民が暮らしている。1号棟と6号棟の間の広場が「東豊ショッピングモール」という商店街になっており、団地住民の日用品や食糧の調達はわざわざ王子や赤羽まで出ずとも可能。まるで隔離された空間のようにも思えるが、広場で暇そうに寛いでいる住民は老人か呑んだくれか中国人やインド人、その他外国人。団地の外は隅田川が流れていて遊歩道にもなっているので、リバーサイド好きな方にはたまらない住環境ですねえ。