長居公園

大阪市東住吉区

物件情報

長居公園と言えば大阪市内を代表する都市公園の一つとして、公園や緑が滅法少ない大阪市内においては大阪城公園や鶴見緑地と並ぶ大規模な公園の一つとなっている場所である。戦前の昭和9(1934)年に「臨南寺公園」の名称で開園して以来の歴史があり、長居陸上競技場(長居スタジアム)をはじめスポーツ施設が複数あり、サッカーJリーグ「セレッソ大阪」のホームグラウンドにもなっている事は有名だが、公園の一角に「曹洞宗臨南寺」という寺院とその附属墓地もある。

2007年、ここ長居公園の長居陸上競技場をメイン会場に行われた「世界陸上大阪」(世界陸上競技選手権大会)では、開会式に「くいだおれ太郎」のコスチュームを身に着けたダンサーの大道芸、閉会式には河内家菊水丸を呼び巨大な盆踊りステージが組まれ「河内音頭」で締めるという、あまりにお寒い「大阪的」パフォーマンスに終始白けムードが漂う始末に。未だに検索サイトで「世界陸上大阪」と入力するとグーグル先生が容赦なく「酷い」「失敗」とワードを返してくる有様である。

この世界陸上大阪を前に、それまで大阪城公園と並んでホームレスが多数公園内でテントを張って暮らしていた、ホームレスの名所でもあった長居公園で、ヘルメット姿で紺色の作業着に身を包んだ大勢の大阪市職員が「行政代執行」を行いホームレスを排除した時の様子が以下の一部の写真である。この時期には長居公園へのアクセスルートになる天王寺駅周辺も「環境浄化」が行われ、天王寺公園付近にたむろするホームレスや彼らが寝泊まりしていた小屋、あべちか付近の外国人売春婦などが撤去あるいは取り締まりの対象となっている。

物件写真

長居公園(2007年撮影)

世界陸上開催前まではホームレスの小屋が多数あった

大阪市による行政代執行の様子(2007年2月)

当事者のホームレスよりも訳の分からん活動家が圧倒的に多い

大阪市VSプロ市民の攻防

世界陸上開催期間中に動員された大勢の大阪市現業部門職員の皆様

世界陸上大阪、女子マラソンの様子

長居陸上競技場

ホームレス問題

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