佐渡島の旧真野町にある、佐渡島にゆかりの人物や島の歴史を知る事ができる郷土資料館なのだが、等身大ハイテクロボットとやらがふんだんに使われている体感型ミュージアムという触れ込みらしく地味な島の観光名所でもある。しかし観光客のお目当てはここのおみやげコーナーで働いている、北朝鮮による拉致被害者で日本に帰国して暮らしている曽我ひとみさんの夫、チャールズ・ジェンキンス氏に会いに来る事だ。ジェンキンス氏はこの土産物店の一角で「佐渡が島銘菓・太鼓番せんべい」の箱詰め作業を淡々と行っておられる。今年で74歳だが結構ヨボヨボでした。過酷な北朝鮮での生活で相当疲弊してしまった事を伺わせる。