佐渡・相川水金町遊郭

佐渡市

佐渡島北西部にある相川は、有名な佐渡金山や佐渡奉行所跡があり、かつては佐渡国の中心だった場所。元々離島の寒村でしかなかったが、佐渡金山が稼働してからは最盛期には人口10万人が住む大きな街に発展していた。屈強な鉱夫達が過酷な労働の中で求める娯楽の場として提供された遊郭の一つが水金遊郭で、亨保2(1717)年に11軒の遊女屋が出来て戦後まで残っていたと当地の案内看板には書かれている。現在の水金遊郭跡は、粗末なあばら屋が立ち並ぶ廃村同然の状態で、民家もかなり廃屋と化してしまった場所が多い。

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