新潟港・ボトナム通り

新潟市

新潟港に「ボトナム通り」という妙な名前の付いた通りがある。ボトナムとは朝鮮語で柳の木を意味しており、通りには柳がいくつも植えられている。この土地はかつて在日朝鮮人の北朝鮮への帰還事業が大々的に行われた時に日本を離れる帰国者がこの新潟港から船に乗って「地上の楽園」と喧伝されていた北朝鮮へと渡っていったのだ。北朝鮮への帰国者からの感謝の印として柳の木が植えられたなどと書かれたボトナム通りの由来を紹介する新潟県が設置した看板も字がかすれて読めなくなっていたり、朝鮮総連新潟県本部(祖国往来記念館)といった建物も残っていて、「北」の息吹を感じる事ができる空気の張り詰めた土地だ。

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