地下鉄長田駅から長田神社に至る参道商店街にも程近い長田区六番町の新湊川沿いの一画に、不自然に放置された廃墟家屋ばかりが連なる路地が残っているというので見に行った。
隣り合う他の路地には普通に暮らす人々もいるのに、一部分だけまるごと荒れ果てて誰も居なくなった路地があり、この一画は1995年の阪神大震災後に放置された被災家屋がそのまま十数年間手付かずで残ったものと見られるが、周辺を見ると「在日本朝鮮人総聯合会 西神戸支部 長田分会」と書かれた建物があったり、新社会党の事務所(プレハブ小屋)と街宣車が置いてあったりと随分ポリティカルがレフトウイングな方々が多く見られる地域でありお察し下さいといった感じです。
2015年現在、ストリートビューで当地を確認するとこの区画の廃屋群は全て解体されてマンションに建て替わっている。