京浜工業地帯で働く人々の足となっているJR鶴見線は浅野駅で海芝浦支線と、安善駅で大川支線とに分かれ、さらに鶴見線自体は終点扇町駅まで伸びている訳だが、鶴見線の最果てであるこの扇町駅まで一度行ってみた事がある。扇町は四方を運河に囲まれた島になっている地域で、島全体が化学工場や発電所などが立地する工場の島。駅前には工場労働者向けの飲食店や個人商店が若干数ある。当然ながら工場関係者しか基本的に利用する機会がない駅となっているが、何故かこの駅を占拠しているのは人間ではなく、捨て猫の皆様方。あちらこちらでニャンニャン盛っていて何とも猫のハーレムと化しておりますが、ここは天然の青空猫カフェでしょうか、やはり猫目当てに遊びに来る観光客の姿もいるようだ。
鶴見線扇町駅
2015.02.27