海芝浦駅

横浜市鶴見区

京浜工業地帯の通勤者と工場貨物を運び続ける都会の秘境路線「鶴見線」の真打ちと言えば海芝浦駅の存在である。鶴見線の中でも途中の浅野駅から分岐する海芝浦支線のドンツキにある終着駅で、駅がある埋立地はその全域が東芝京浜事業所の私有地となっている特殊事情から改札外は一般客が立ち入りできる海芝公園と東芝京浜事業所の通用門があるのみで後者は部外者立入禁止。日本広しと言えども「出られない駅」は相当珍しい。

駅ホームが海に面していて、そこから京浜工業地帯のコンビナート群や鶴見つばさ橋(首都高湾岸線)などが望める唯一無二な「都会の秘境駅」である事から年中駅を訪れる観光客の姿は多いが、駅の運行ダイヤはもっぱら東芝従業員の通勤時間帯に合わせているので、朝や夕方以外、例えば昼間に来ると次の電車まで二時間待ちという事もあり得るので注意が必要。夜間は夜景目当ての来客もあるが、海芝公園の開園時間は20時30分までで、平日は22時29分発、土休日は20時55分が最終電車なのでこちらも注意。

横浜市 海芝浦

横浜市 海芝浦

横浜市 海芝浦

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