東海地方屈指の遊郭として栄えた中村区大門町及びその周辺には、かつての栄華の痕跡を匂わせる飲食街が数多く残っている。特に存在感があるのが旧遊郭地の南側にあるこちら「大門小路」。戦後のドサクサで出来たかのような二階建ての住居兼飲食店的な長屋の一階部分に真っ暗な通路が通されていて「ぬけられます」状態に。この中にびっしりと古臭い居酒屋や小料理屋がひしめいている。バリバリ赤線の名残りなんですが夏場に来ると結構匂いもきつく五感でそのDEEP具合を感じられる事必至。他にも「大門横丁」といったオンボロアーケード飲食街、さらに大門通りを挟んだ斜向かいの一角にも戦後の香りがぷんぷんする飲食街が存在しており雰囲気抜群。たまりません。
