京都・お好み焼よりみち

京都市

京都駅前のDEEPゾーン崇仁地区の「山本まんぼ」で濃厚過ぎる「まんぼ焼き」を食って以来、京都の特定地域を中心に食べられている独特のお好み焼がクセになってしまい次の名店はなかろうかとまたこの界隈をうろついていたら出くわしたのがこちらの「お好み焼よりみち」である。こちらもやはり同じ崇仁地区にある市営住宅1号棟の一階という立地で、やや観光客向きな「まんぼ」と比べると地元住民の常連客が非常に多い印象。まだ昼前にも関わらず常連からの電話予約が殺到しており、鉄板の前にはお持ち帰りのお好み焼きがびっしり並べられていた。

そして肝心のお好み焼は「まんぼ」よりややボッテリ食べ応えのある生地が特徴的。やはりここでも辛いソースを掛けてビールのつまみにしても良しである。ホルモン類はすじ・ホソ・油かすの三種類。「ホソ」とは言っても知らない人は知らないだろう。油かすと呼ばれるものは牛の大腸及び小腸で、ホソは小腸のみを指す言葉である。隣の席には地元の工事作業員や下町気質丸出しのおばちゃん、どちらも常連客だろうが、京都の「はんなり」したイメージとは真逆のコテコテっぷりは共通している。こういう場所も京都にはあるんですよ。

京都市 京都

京都市 京都

タイトルとURLをコピーしました