大阪南部のターミナル駅、天王寺駅前から天王寺公園の方に目を向けるとハリボテの大阪城のような怪しげなオブジェが乗った建物が見える。そこは茶臼山のホテル街で如何わしい雰囲気に満ちている。実に昭和的悪趣味なゴッテゴテの外観が目立つ「ノーブルホテルダイゴ」。隣接するホテル醍醐と合わせて、壁には家紋が描かれていたり、足元には「茶臼山歴史について!」と何故か感嘆符が多い案内碑や二宮尊徳像があり、エントランスは角田美代子被告の部屋かよと思うような趣味の悪い調度品が多数置かれている。一泊4500円で、地域で「お仕事」をされる方々にはお財布に優しく心強い味方です。