行徳富士

市川市

市川市行徳地区と言えば地下鉄東西線の開通以来微妙なベッドタウンとしてめきめき発展しまくってきた場所だが、その一方で東京至近にありながら東京都外であるという地理条件が災いして、都内の業者が不法投棄した残土や産業廃棄物が無尽蔵に溜まり続けて出来た「ゴミの山」を地元民は皮肉を込めて「行徳富士」と呼んでいる。全くの海抜ゼロメートル地帯にある行徳地区で最高海抜37メートルを誇り、これは一説には「市川市の最高地点」にもなっているらしい。そんな立派な産廃の山は隣接する湾岸道路や京葉線の車窓からもよく見える。内部に足を踏み入れるとゴミの不法投棄も著しく、無法状態。他にもこの一帯には産廃業者や胞衣工場などが点在している。

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