北部旅館街

別府市

別府駅東口に程近い仲間通りは昔「行合町遊郭」と呼ばれていた色街だった。全盛期は30軒近い妓楼が立ち並び、戦後も米軍が駐留した別府においてこの色街は栄えていたそうだ。昭和33年の売防法施行によって行合町遊郭は一斉に旅館に転業して「北部旅館街」と名乗りだし現在に至る。観光都市にあるながらも廃れた街並みが過去の歴史を匂わせるが、素泊まり2000円で泊まれる旅館かおり(元「待合香織」)などDEEPな宿が数軒ほど残っている。宿の主人がご高齢である事も多く年々廃業する旅館が増えているので注意。

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